物忘れ(認知症)について

医師の診察を受ける女性のイメージ写真

物忘れ(認知症)は診断、薬の内服をする事だけで終了ではありません。受診された本人や家族が、日常生活の中で困っている事を少しでも改善することが大切だと考えています。そのためには他の医療機関、支援・サービスにかかわる行政機関などとの連携も必要になってきます。基幹病院での認知症治療の経験を活かし、ご本人の症状の改善はもちろんですが、ご本人やご家族が適切な支援を受けられるように他の医療や行政機関との連携に努めます。 また、「まだ受診するほどではない」「本人が病院に受診したがらない」といった場合、ご家族のみでも介護や支援の相談に幅広く、オンラインでも対応していきます。

物忘れ外来は 完全予約制 です。

オンライン診療・ご予約はこちら
  • ご本人の認知症の特性を知ることで、介護が楽になる事もあります
  • 薬を調整することで、症状が和らぎ、生活しやすくなる事があります
  • 認知症と同じような症状でも、治療すれば改善するほかの疾患の可能性もあります

物忘れで気になる事があれば、相談の窓口として当院を利用して頂ければと思います。

以下のような症状がみられたら、一度ご相談ください

  • 物の名前が思い出せなくなった
  • しまい忘れや置き忘れが多くなった
  • 何をする意欲も無くなってきた
  • 物事を判断したり理解したりする力が衰えてきた
  • 財布やクレジットカードなど、大切な物をよく失くすようになった
  • 時間や場所の感覚が不確かになってきた
  • 何度も同じことを言ったり、聞いたりする
  • 慣れている場所なのに、道に迷った
  • 薬の管理ができなくなった
  • 以前好きだったことや、趣味に対する興味が薄れた
  • 鍋を焦がしたり、水道を閉め忘れたりが目立つようになった
  • 料理のレパートリーが極端に減り、同じ料理ばかり作るようになった
  • 人柄が変わったように感じられる
  • 財布を盗まれたと言って騒ぐことがある
  • 映画やドラマの内容を理解できなくなった